才能の百科事典HIRO|歴史の物語で読む、人の才能と葛藤

歴史は、私たちの写し鏡。このサイトについて →

231人291記事
← 資質の索引へ
突破の旋律(影響力)の資質

指令性

場の主導権をとり、言いにくいことをはっきり言う。

光 うまく働くとき

危機の中で決断し、混迷を切り開く突破力。

影 過剰に働くとき

強引で冷たいと敬遠され、孤立を深めることがある。

影が強く出て苦しいときは、資質の組み合わせから見直すと、ほどけることがあります。 Gift of Insights ↗

似ている資質との違い

指令性

対立を通じて物事をはっきりさせる

調和性

合意を通じて場をまとめる

指令性

考えをはっきり示して人を惹きつける

共感性

気持ちを汲み取って人を惹きつける

指令性の系譜

資質の系譜

指令性の系譜:「強引だ」「冷たい」と敬遠され、孤立を深める葛藤。その「退路なき号令」だけが、混迷の霧を切り裂く光となった

誰もが責任を回避して顔を見合わせ、言葉を濁している会議室。あるいは、方向性を見失い、ゆっくりと沈没へ向かっているプロジェクト。そこでただ一人、「決めましょう。進むべき道はこれしかありません」と声を上げ、決断を下してしまう…

活発性
noteで読む ↗

この資質が関わる悩み

職場で浮いてしまう
自己確信着想指令性個別化内省
「強引」「冷たい」と言われる
指令性分析思考競争性達成欲戦略性
期待しすぎて相手を追い詰める
最上志向成長促進回復志向指令性責任感

指令性を持つ偉人 85人

久坂玄瑞
NEW 日本・幕末 己の言葉が創った熱狂に、退路を絶たれた至誠の檻
コミュニケーション内省信念活発性指令性
ゲルマニクス
NEW 古代ローマ 熱狂に愛され、猜疑に殺された男。謀略の海に沈む無防備なる誠実
信念共感性活発性指令性原点思考
信陵君
NEW 中国・戦国 王命に背き、義に殉じた「大きすぎる引力」の孤独
信念アレンジ責任感個別化指令性
ドゥルースス
NEW 古代ローマ 荒野を切り裂く運河と、大地を縛る定規の行方
アレンジ達成欲規律性活発性指令性
平原君
NEW 中国・戦国 外の信頼を死守するため、内の尊厳を切り捨てた宰相
自我アレンジ責任感収集心指令性
廉頗
NEW 中国・戦国 誇りを守るため居場所を失った男。鞘に収まることを拒んだ、傷だらけの剛剣
自我親密性慎重さ指令性競争性
藺相如
中国・戦国 剛柔を反転させ、国を護り抜いた絶対の盾
責任感自己確信戦略性調和性指令性
子産
中国・春秋 泥を被り、国を守り抜いた「冷徹な天秤」
責任感公平性調和性分析思考指令性
藤原道長
日本・平安 権力の頂点で握りしめた五色の糸。「冷徹な合理性」が招いた魂の渇望
最上志向戦略性運命思考目標志向指令性
平将門
日本・平安 弱者を庇い、すべてを焼く。理不尽に牙を剥いた「反逆の炎」
公平性自己確信活発性包含指令性
楚の荘王
中国・春秋 沈黙の淵で刃を磨いた三年間の孤独
信念戦略性慎重さ指令性原点思考
スパルタクス
古代ローマ 自由への渇望と、背負った六千の十字架
アレンジ責任感目標志向包含指令性

ある組織人の物語 7本

NEW ある組織人

決裁欄に名前はない。それでも会議は、彼女が書き換えた一文で動く

金曜の夜、会議室にはもう誰もいない。相馬澪は、上司が翌朝の役員会で読み上げる提案書を、三度目に開いた。論理は通っている。だが、これでは通らない。彼女はそう感じる。冒頭の一文を消し、別の一文を置く。数字は動かさない。順番だ…

コミュニケーション戦略性親密性慎重さ指令性
noteで読む ↗
ある組織人

肩書きのない彼女が、動かない案件に手を挙げた

水曜の定例。長く止まっている案件の話になると、誰もが目を伏せる。担当は決まらない。乾ひかりは、入社三年目だ。発言の順番は、いちばん最後にくる。それでも彼女は手を挙げた。「これ、私がやります。今のままだと、お客さんが困る」…

信念責任感運命思考活発性指令性
noteで読む ↗
ある組織人

正しいと信じていた人が、最後に渡したもの

田村晴輝の部下が人事部から配属されてきたとき、田村はすでにその人物の最初の一年分の仕事を頭の中で決めていた。「育て方がある」と田村は言う。正式な研修プログラムではなく、田村が自分でデザインしたルートがある。上司である本部…

信念自我自己確信指令性原点思考
noteで読む ↗
ある組織人

きれいなものを作りたかった人が、汚い手を使い続けた理由

澤井慶一が社内で「やりすぎ」と言われ始めたのは、二期目のプロジェクトが終わる頃だった。前期の立ち上げで成果を出した直後、澤井は既存部門の反対を抑えるために、部長の評価に直接影響する数字を報告書に盛り込んだ。会議室で「あの…

未来志向戦略性分析思考指令性原点思考
noteで読む ↗
ある組織人

正しさの純度が、最も信頼できる人間を最も遠くした

1on1の終わりに、上司はいつも「以上です、ありがとう」と言っていた。その日も同じ言葉だったが、目が少しだけ違う方を向いていた。会議室を出るとき、ドアを閉める手が一拍早かった。宇佐美隆は、その「間」の意味をすでに知ってい…

信念責任感自己確信戦略性指令性
noteで読む ↗