古代ギリシャ
プラトン
絶対の真理で現実を救おうとした、孤高の哲人
師ソクラテスが衆愚政治の裁判によって毒杯を仰ぎ、不条理に殺された時代。アテナイの広場が熱狂と無知の暗闇に沈む中、一人の青年が現実の政治に背を向けました。プラトン。
しかし、彼は師を過去の記憶として葬り去ることを拒絶します。彼が残した数々の著作の中で、師は生きた主人公として鮮やかに語り続け、永遠の「対話」を繰り広げているのです。
現実の政治に絶望したはずの男が、なぜこれほどまでに生々しい「対話」という形にこだわり続けたのか。その奥底には、癒えることのないどんな傷が隠されていたのでしょうか。
— noteの記事の導入部分より