リウィア・ドルシッラ
完璧な愛が奪った息継ぎの余白
血塗られた内乱の匂いが立ち込める古代ローマ。
権力者たちが剣と裏切りで覇権を争う中、最高権力者アウグストゥスの傍らで、静かに機を織り続け「古き良きローマの妻」を完璧に演じ切った女性がいました。リウィア・ドルシッラ。
彼女は公的な権力を一切持たない時代にあって、夫婦の寝室という密室から、広大な帝国を裏側で統制し続けた実質的な共同統治者でした。
血なまぐさい政争の果てに、彼女はいかにして愛する血縁を守り抜き、そして何を失ったのでしょうか。
冷徹なまでの愛情と支配の軌跡を紐解いていきます。
— noteの記事の導入部分より