ポンペイウス・マーニュス
栄光を愛し、混沌を秩序へと編み上げた実務の天才
若くして戦功を積み上げ、のちに「マーニュス(偉大なる者)」という称号を手にしたグナエウス・ポンペイウス。彼は、信じがたいほどのスピード感と、複雑な状況を整理し尽くす圧倒的な実務の才能で、地中海全域をローマの秩序下へと組み込みました。
特に有名なのが、地中海の海賊掃討作戦です。当時、ローマの生命線を脅かし、誰もが手を焼いていた海賊問題を、彼はわずか3ヶ月足らずで鎮圧しました。それは単に武力で圧倒したからではなく、広大な海域を細分化し、各所に適切な戦力を同時に配置して逃げ場を塞ぐという、緻密な設計と差配の賜物です。彼は類まれなる「実務の天才」でした。
— noteの記事の導入部分より