黒田官兵衛(孝高)
土牢の闇から夜明けを描いた、不撓不屈の軍略家
豊臣秀吉をして「次の天下を狙うのは官兵衛だ」と言わしめ、その才を恐れられた天才軍師、黒田官兵衛(号:如水)。 彼の人生を決定づけたのは、有岡城での一年間にわたる幽閉生活でした。狭く暗い牢獄の中で、彼は自らの内面へと沈み込み、歴史という巨大な奔流の行き先を見つめ続けました。 「水は自ら動き、他を動かす」。彼が好んで用いた言葉のように、官兵衛は決して力で世界をねじ伏せようとはしませんでした。彼はただ、時代の「流れ」を読み、その流れを堰き止める岩を取り除き、最小限の力で大きな変革を導き出そうとしたのでした。
— noteの記事の導入部分より